Wednesday, September 20, 2006

September18,06 @ TOR W7-6

A-Rod, Jeter muscle up

2本のHRで好投手バーネットを攻略、連敗は2でストップ。

6-3と3点リードの9回2死1.2塁、ヤンキースは相手の隙をつきダブルスチール。2死2.3塁となり打者はAロッド、マウンドには代わったばかりのアカード。カウント0-2となったところでブルージェイズはAロッドを歩かせ満塁策をとる。

満塁策のメリットは主に2つ。1つは投手に不利なカウントで強打者Aロッドとの勝負をするより、巧打力の低い次打者フィリップスと勝負した方が失点する確率が低いこと。2つ目は満塁にすることでどの塁でもフォースアウトが可能になり守りやすくなること。

反対にデメリットとしては満塁にすれば四死球で失点してしまうことと、長打が出れば絶望的な点差になってしまうこと。つまりそのメリットとデメリットを状況に照らし合わせることがこの場合最も重要であり、要求される判断なのである。

ブルージェイズの攻撃はあと1回で差は3点。仮に満塁策で失点を防いだとしても確率から言って勝つ可能性はかなり低い。また先ほども触れたように満塁策をとれば四死球でも4点差になる可能性があり、そうなれば勝利はさらに遠のく。

ただ逆に考えればこの時点で負ける可能性が高いのだから、それが4点差になったところで状況は一変しないのも事実。それならば討ち取りやすい方を選択し、たとえ結果が伴わなくても後悔はないはずで基本的には賛成である。

ただしそれはその投手にある程度の信頼、特に制球に対する信頼があればの話。スタッツを見る限り制球力は平均レベルだが25歳と若く経験も物足りない。また今回のケースで言えばたった2球ながら1つもストライクを取っていないのは考慮すべき材料だ。

しかも投手によりプレッシャーがかかる満塁になればストライクを取ることがさらに難しくなるのが常識的である。したがってこのアカードに信頼を置くのには無理があり、満塁策をとるなら投手は代えた方がいいと思う。いずれにしても指揮官として非常に難しい判断なのは間違い。

結果は四球で押し出し、勝利がほぼ絶望的となる7点目を与えてしまう。ところがこのままでは終わらずその裏ヤンキースブルペンが大炎上。結果的にこの押し出しによる7点目が決勝点となった。まさに明暗をわけた采配、難しい判断だっただけに敵将ギブンスにとっては辛い敗戦になった。

その大炎上を簡単に振り返ってみる。ビローンが連打され1死1.2塁→ドテルが3ランHRを浴び7-6と1点差→マイヤーズがヒットを許し2死1塁→ベラスがセーブ

ビローンとマイヤーズは3連投、出れば打たれるの繰り返しなドテル。これ以上デタラメな継投があるだろうか。体調管理も何もあったものではない。単純に消去法で考えても連投を避けるのであればドテル、連投ではあるが登板間隔に余裕のあるベラスが適任。

仮に信頼が薄いとしても4点差の場面なら起用できるはずである。またそんな勇気はないとは思うがヘンでもいい。ここまで来ると無能の域を越えていると言っても決して言い過ぎではない。ビローンやマイヤーズが故障でもしたら、トーリは何と言い訳をするのだろう。

このゲームで松井のハーフスイングに抗議したデーモンが退場になった。退場したのが松井ではないだけに、デーモンファンが増えたに違いない。

内容はよくなかったものの6回6安打自責点3と先発の責任を果たしたラズナー、2ランHR(6回2死1塁、0-3)など2安打のAロッドと2ランHR(7回2死2塁、2-3)、守備でも魅せた2得点のジーターが評価の中心。他では6点目となるタイムリーヒット(9回2死1.3塁、5-3)など2安打2盗塁のアブレイユ、退場したデーモンの代役を立派に果たし攻にわたって活躍したガエルと7、8回をそれぞれ無失点に抑えたブルペンの2人(ブルーニー、プロクター)が対象。

MVP Points Today/D Rasner2 A Rodriguez2 Jeter2
B Abreu1 A Guiel1 B Bruney1 S Proctor1

MVP Points Total/D Jeter36 C Wang34 R Cano29 A Rodriguez28
J Damon26 B Abreu26 M Cabrera25 J Giambi23 J Posada19
B Williams18 M Rivera17 R Johnson15 M Cairo12 M Mussina11
C Lidle10 J Wright10 K Farnsworth10 S Proctor9 D Rasner9 A Guiel7
B Bruney6 R Villone5 C Wilson5 N Green3 A Phillips3 H Matsui3
B Crosby2 J Karstens2S Fasano2 S Ponson1 K Wilson1 M Myers1

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