Tuesday, September 19, 2006

September17,06 vs BOS G-2 L4-5

Magic number stuck at four

2点のリードが守れず逆転負け、今季の対戦を11勝8敗で終えた。

右に左:
4-2と2点リードの8回無死1塁、打者は左のオティース。通常ならさほど気にする状況ではないが、打者がオティースだけに警戒は必要。逆にここを凌げば勝てる可能性が高くなり、一つのポイントと言える場面である。

ここでヤンキースベンチはプロクターに代えて左のマイヤーズをマウンドへ送る。結果は四球で無死1.2塁、さらに状況は悪くなる。当然交代かと思われたが続投、結局このマイヤーズをこの回最後まで投げさせたことが敗戦に繋がった。

マイヤーズという投手は対左打者のワンポイントが本来の役割。ところが見て分かる通り最初のオティースを除けば全て右打者と対戦している。左→右→右→両→右→右(打者)

今季のスタッツを見ると右打者に対しての被安打率が左のそれより低いのだが、投球回が少ないためデータとしては不十分。また右打者に対して信頼がないのは過去の起用法から明らかであり、そういう意味でも続投させたのは不可解である。

2日続いたダブルヘッダーの最終戦ということでブルペンが手薄なのは事実だが、マイヤーズはこの前のゲーム(同日)でも1イニングを投げている。したがって連投も可能ということも考慮すれば他に選択肢はあったのである。

左に右:
4-3と1点差の8回2死1.2塁、レッドソックスベンチはミラベリを代打に送る。実はこれ、このところ好調の左打者マーフィーに代えてのものだった。いくら相手投手が左のマイヤーズとはいっても、右というだけで打率1割台のミラベリはさすがにあり得ない。

時々ここに書き込みをしてくれるレッドソックスファンのaoiさんも嘆いていたが、敵将フランコーナも相当なものである。結果は死球で満塁、その後ワイルドピッチで得点したことからデタラメだが采配は的中したようだ。

ピンチに無策:
4-4と同点の9回無死1.3塁、ロレッタの打球は浅いセンターフライ。センターのバーニーがホームへ送球するが3バウンドでは話にならない。あっさり決勝点を与えてしまう。

無死1.3塁とは外野フライでも得点されかねない状況。当然ながら外野の守備は見直されるべきである。この日の外野はレフトにカブレラ、センターにバーニー、ライトにアブレイユ。そもそもメジャーワーストとも言える弱肩のバーニーをセンターで起用すること自体問題だが、ここはバーニーに代えて肩がよくセンターも守れるガエルを起用すべきだろう。

次打者は右のロレッタ、少なくともバーニーとアブレイユの守備を入れ替えるぐらいは思いつかないものか。これでは何のために外野手を余らせているのか分からない。何の策もなく黙って見ているだけなら今すぐユニフォームを脱ぐべきである。

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