Thursday, August 31, 2006

August30,06 vs DET G-2 L3-5

Proctor can't hold lead

あと1アウトが取れず逆転負け、勝利が見えていただけに後味が悪い。

負け方を除けば実に内容のいいゲームだった。まず先発のライト、6.1回6安打自責点2で先発の責任を十分果たした。また1点リードの8回無死2塁で登板、見事無失点に抑えたビローンも勝てばヒーローの一人である。

打ってはミスタークラッチ(得点圏打率リーグ2位)のジーターがこの日唯一のチャンス(6回1死2.3塁、0-2)を生かし2点タイムリー2ベース。さらに三盗を決め勝ち越しをお膳立てと大活躍。

守備では8回2死1.2塁でケーシーの打った1.2塁間の打球をセカンドのカノーが飛びつきファインプレー。送球を受けたファーストのガエルもケーシーに後ろから激突されながらボールを離さなかったのは鳥肌が立つほど素晴らしかった。

少ないチャンスできっちり3得点、9回までたった1点のリードを全員で守りきったような構図で野球の醍醐味は十分過ぎる程。ただし9回の継投で全てが水の泡。残念としか言いようがない。

3-2と1点リードの9回、マウンドにはプロクターが上がる。第1戦でリベラが登板しているため連投を避けた結果なのだろう。そのプロクターは四球2つで2死ながら1.2塁のピンチを作ってしまう。対するはこの日2ベースを放っているモンロー。初球の甘いスライダーをジャストミートされ痛恨の3ランHRを浴びる結果となる。実は第1戦でもプロクターは同様の場面(2死2.3塁)で初球にさらに甘いスライダーを投げているのだが、この時は打者オルドニエスが打ち損じレフトフライに終わっている。

プロクターという選手は気の弱い面があり、かわそうとするピッチングが打たれる一因にもなっている。モンローがストレートに強いというデータはあるものの、優れた投手がそうであるようにここは自信のあるストレートを投げ込むべきなのである。とは言え今回に限ってはプロクターは責められない。なぜならこの場面はリベラ、ファーンズワースという選択肢があったからである。

試合後のトーリのコメントによると連投になるリベラを投げさせるつもりは最初からなく、ファーンズワースもここのところ背中の張りを訴えているためプロクターになったとのこと。ところが本人はそれに反してこの日の登板が可能であったとコメントしている。つまりファーンズワースを信頼できなかっただけというのが本当のところだろう。個人的には9回からファーンズワース、もしくは9回2死(2死になった時点ではランナーは1塁)からリベラを起用して欲しかった。

明らかに勝てるゲームでこれを勝てば勝ち越しが決まる。極論すれば次のゲームは全員控えで捨ててもいい。上手に起用して上手に勝とう、こんなことは誰しもが考えることでそれができれば監督など必要ない。そんな甘い考えでは2つとも落とすのがオチである。拾えるゲームは確実に拾う、これが勝ち星を積み上げていく条件であり鉄則なのだ。

こんな都合のいい采配で地区優勝できたなら結果論とはいえ認めてもいい。ただしそれが果たせなかった時には戦犯以外の何者でもない、さっさと責任を取って辞めるべきである。指揮官が無能でも選手が頑張ってしまうのがヤンキース。やはりこれも闇に紛れてしまいそうだ。

最後にもう一つ、この日の先発は元々ランディ・ジョンソンの予定であった。ところが直前でライトに変更、そしてスタメンからはアブレイユとポサダが外れた。つまり捨てゲームのつもりだったはずが運良く勝てるゲームになったわけで、そういう意味でもこんなチャンスは是が非でも生かさなければいけないのである。

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