Monday, August 28, 2006

August27,06 @ LAA W11-8

Bombers have 17 hits

21連戦の最後を何とか白星で飾り、11勝10敗と勝ち越しで終えた。

リベラはリベラ:
7点リードの8回、セットアッパーのファーンズワースがマウンドに上がる。鉄板のような采配というか臆病というか、どうしても勝ちたかったのだろう。ところがこうして書いていても笑ってしまうほどこれが見事すぎるぐらい裏目。

連続四球とヒットでまずは1失点、さらに四球を与えて無死満塁という絶望的な状況を作ってファーンズワースは降板。一転してベンチはリベラにマウンドを託す。次打者フィギンスは平凡なセカンドゴロ。さすがリベラと思った瞬間、グリーンがこれをトンネル。さらに2点を失いたちまち4点差、無死1.3塁となおもピンチは続く。

通常こういうケースというのはもう1、2失点するのが常識的で逆にそれで済めばいい方かも知れない。ところがリベラは続く3人をサードゴロ、三振、ショートゴロに討ち取り無死1.3塁を簡単に無失点に抑えてしまうのである。これこそ文字通りのクローザー、リベラがリベラたる所以と言える。

隠れたEロッド:
8-0と一方的にリードした3回裏、1死1塁でカブレラの当りはサード正面のゴロ。併殺かと思われたがセカンドへの送球がやや逸れ2死2塁、この後四球と2本のヒットで2点を失ってしまう。アウトを1つ取ったためAロッドにエラーは付かなかったが、まともに送球していればこの回は無失点で終わっていた。また先発カーステンズにも余分な自責点を負わせたわけである。

相変わらずのKロッド:
ヒットは1本打ったもののこの日も3三振でこのシリーズ実に15打数10三振。5打席中3打席を初球からスイングしたのはいい傾向だが、根本的なスイング自体に改善が見られないのは困ったもの。また対右投手20打数ノーヒットと外に逃げる変化球にまったく対応できないのもかなりの問題である。いずれにしても現状では上位を打たせるのはチームにとって確実にマイナス。指揮官トーリの決断が遅れれば遅れるほどチームが低迷するのは間違いない。

3回までに8得点、8回表が終わった時点で7点差。こんな展開のゲームを楽勝できないようではプレーオフでは通用しない。明日からは両リーグ最高勝率を誇るタイガーズとの3連戦。久しぶりのホームで強いヤンキースを取り戻して欲しい。

2本のHR(2回1死ランナーなし、2-0 / 3回1死1.2塁、5-0)を含む4安打6打点のバーニーが高評価。他では6回6安打自責点3の先発カーステンズ、先制2ランHR(1回無死2塁)など3安打3打点2HRのジーター、2点タイムリーヒット(3回1死満塁、3-0)など4安打と大当たりのカノーとピンチ(8回無死満塁、11-5)に登板し実質的には無失点に抑えたリベラにポイント。

MVP Points Today/B Williams3 J Karstens2
D Jeter2 R Cano2 M Rivera1

MVP Points Total/D Jeter24 C Wang23 J Damon22 M Cabrera19
J Giambi19 R Cano16 M Rivera15 B Williams14 M Cairo12 B Abreu12
A Rodriguez12 J Posada11 J Wright8 R Johnson8 M Mussina8
K Farnsworth8 S Proctor7 A Guiel6 C Lidle6 R Villone5 A Phillips3
C Wilson3 B Crosby2 J Karstens2 S Ponson1 K Wilson1 N Green1

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