Thursday, August 17, 2006

August17,06 vs BAL L2-12

Yankees drop series finale

先発ライトの一人相撲(3回2安打5失点4四球1ワイルドピッチ)でまさかの連敗。
4回までの7失点中四球で出塁させたランナーが5得点。
全12失点中2死からの失点が8、エラー絡みの失点は4と内容も散々だった。

このゲームでショートのジーターが今季10個目のエラーを記録した。2-9と7点ビハインドの6回2死2塁、ギブンスの打った打球は平凡な内野フライ。ややサードよりの打球だったがジーターがコールし捕球体勢に入っていた。ところがその声が聞こえなかったのかサードのAロッドも捕球を試みる。結果的にジーターはAロッドの後方に重なるような形になりお互いに接触、Aロッドのグラブからボールがこぼれ落ちた。

ただこの瞬間、驚いたことにジーターはこぼれ落ちたボールを取りにいかなかった。(取ったのはレフトのカブレラ)取りにいくどころかその場に立ち尽くし呆れた表情でAロッドを一瞥。Aロッドの度重なるエラーや怠慢プレーを考えれば気持ちは分からなくもない。

ジーターの声は届いていたはずでありAロッドはコールさえしていない。記録上はジーターのエラーだが本質的にはAロッドのメンタルエラーである。薄ら笑いを浮かべていたAロッドと無表情のジーター、まさに大人と子供の姿であった。

明日からは最初の天王山、宿敵レッドソックスとの5連戦。
これを引きずらず何とか気持ちを切り替えて臨んで欲しい。

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