Sunday, August 13, 2006

August13,06 vs LAA L3-5

Yankees fall to rookie

先発ジェレッド・ウィーバーの前に3安打と完璧に抑えられ完敗。

一方の先発ウォンは5回13安打自責点5と先発の役目を果たせず降板。ただ数字ほど悪くなく、打たれたヒット13本(実質的にはエラーが2本)のうちHRと止めたバットに当たったのを除けばゴロが10本。討ち取っていると言える打球も多く、それがことごとく野手の間を抜けてしまうという不運も重なった。パワーピッチャーであれば三振やポップフライが多いので、グラウンドボールピッチャーの宿命と言ったところか。

詳しい人なら知っていると思うが、先発ウィーバーの兄はやはり投手で元ヤンキーのジェフ・ウィーバー。先日まで同じエンジェルスに所属していたが皮肉にも弟ジェレッドのメージャー昇格に伴い戦力外、現在はカージナルスに所属している。

さてこのジェレッド、風貌こそ似ているが兄とは違いかなりの資質の持ち主である。ここまでの成績は次の通りで防御率と被安打率の低さが目を引く。試合数10、7勝0敗、防御率2.20、投球回65、被安打47、与四球16、奪三振50

実際見たのは初めてだが、感じたのはとにかく球が低く制球がいいこと。またカウントが悪くなると球速を落としてコーナーに決めてくるなどクレバーな一面もあり、かなり手ごわい投手と言えるだろう。

ヤンキースがもたついている間にレッドソックスは3連勝。
あっという間に差は1ゲームまで縮まりないも同然である。
18日の直接対決5連戦まで残り4ゲーム、何とか凌いで欲しいものだ。

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