Friday, July 18, 2014

Yankees At The Break 2014

47勝47敗、5ゲーム差の3位で前半終了

開幕早々ノーバを失い(後にトミー・ジョン)、ピネイダは松ヤニ使用による出場停止に加え大円筋を痛め離脱。5月にはサバシアがヒザの故障でDL入りし、今月初めには実質的なエースの田中まで失った(最悪トミー・ジョン)ヤンキース。サバシアの成績やピネイダ獲得の経緯などを踏まえれば等倍とはいかないが、不運なシーズンになってしまったのは事実だろう。

得点平均/失点平均(リーグ順位) NYY4.0(11)/4.4(10) OAK 4.9(2)/3.4(1)

昨季同様キャッシュマンの故障者さえいなければ...という声が聞こえてきそうな状況だが、見ての通りそもそもオフに大枚をはたいて補強したオフェンスが全く機能していない。仮に故障者が出ず投手陣がリーグ上位の成績を上げたとしても、得失点差から考えてチャンピオンになれる戦力とは言い難い。

「打撃面では(去年ほどではないにしても)長打不足は否めず、機動力を考慮してもやはり去年より若干いい程度」

前回の記事でこう予想したわけだが、実績やネームバリューに翻弄されてしまうチーム作りは今季も失敗。選手の見極めができないだけでなく、元を正せばFA選手で戦力アップを図るしか選択肢がない体制を作ってしまったこと自体が失敗。今後も若手を放出したトレードを画策しているようだが、(資金を豊富に使って)プレーオフに出場さえすればお役ご免的な仕事はいい加減止めてもらいたい。

防御率(マイナー通算/メジャー2014) グリーン4.39/1.32 ニュニョ2.84/5.42

選手の起用法も問題で、例えば先日昇格したグリーンの能力が見抜けない(マイナー成績に注目)のも疑問の残るところ。もちろんこんな成績が続くとは思わないが、少なくとも代役に抜擢されたニュニョよりは試合を作れるのは投球を見れば明らか。長打不足にも関わらず得点圏に走者を進めようとしないなど、戦力が低い上にそれを生かしきれないのでは勝てるものも勝てない。

今季のア東はレベルが低いこともあり(オフェンスも多少は持ち直すと予想)地区優勝の可能性は残されているが、前述の通りチャンピオンになれないのでは意味がないし、そういう状態が何年も続くのはストレスが溜まる。

同じノーチャンスでも浮上する青写真ぐらい(実際は不良債権候補ばかりで逆だが)見せてもらわないと、ファンとしては応援する気にもならない。今年はキャッシュマンの契約最終年。キャッシュマンだけが問題というわけではないが、いなくなることを心から望む。

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#NYYHS2014 - Twilog(今季の主な動き)

Opening Roster 2014

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