Saturday, July 17, 2010

Yankees At The Break 2010-2

前半戦のヤンキース(投手編)

CC・サバシア | 防御率3.09 投球回131.0 奪三振104 被打率.228 WHIP1.14
現在(これを書いた時点で)8連勝中。調子を落としていた時期もあったが、きちんと戻してくる辺りはさすが。この選手に関しては特に心配はいらない。

AJ・バーネット | 防御率4.75 投球回108.0 奪三振81 被打率.275 WHIP1.47
多少球速が落ちたせいか、例年になく被安打率が高い。前回のようにチェンジアップを交えた投球をすれば変わり身は期待できる。制球難は相変わらず。

アンディ・ペティット | 防御率2.70 投球回113.1 奪三振87 被打率.234 WHIP1.15
これまでと違うのはカッターに頼らず、カーブを効果的に使っていること。腕も意識的に振っているようで、変化球のキレもいい。防御率2点台は出来すぎだが、近年では一番。

ハビアー・バスケス | 防御率4.45 投球回95.0 奪三振80 被打率.225 WHIP1.22
数字の上では復調してきたが、その間の対戦相手は大半が貧打のチーム。被HRの多さ(チームワーストの15本)が示すように、甘く入れば持っていかれる。過信は禁物。

フィル・ヒューズ | 防御率3.65 投球回101.0 奪三振91 被打率.239 WHIP1.18
8割以上がストレート系。球速が上がったこともあって一応は通用しているが、そろそろ投球術も身につけて欲しいところ。キャンプで磨いたチェンジアップはほとんど投げてない。

ジョバ・チェンバレン | 防御率5.79 投球回37.1 奪三振40 被打率.282 WHIP1.50
球速が出ない→腕が振れてない→変化球(スライダー)もキレない 悪い時はこのパターン、いい時はその逆。とにかく球速が安定しないことには始らない。トレードの噂もある。

マリアノ・リベラ | 防御率1.05 投球回34.1 奪三振33 被打率.137 WHIP0.64
自責点がついたのは僅か3試合(登板数35)と抜群の安定感。好投の要因は主にコマンド力なので、今後も大崩れはしないと思う。

デビッド・ロバートソン | 防御率5.46 投球回29.2 奪三振32 被打率.305 WHIP1.79
単純に去年が出来すぎ。これ以上悪くなることはないが、好投するにはコマンドを身につけるかカーブ以外の変化球が必要。

チャンホ・パク | 防御率6.18 投球回27.2 奪三振22 被打率.298 WHIP1.48
球速落ちが全て。去年のプレーオフ(フィリーズ)と比べると5マイル前後落ちている。現状ではかわす投球で凌ぐしかない。

ダマソ・マルテ | 防御率4.08 投球回17.2 奪三振12 被打率.161 WHIP1.19
防御率は悪いが、打者を打ち取る術はある。左打者に対してはWHIP0.77と抑えているので、ワンポイントの起用なら問題なさそう。追記:左肩の炎症でDL入り

チャド・ゴーダン | 防御率6.75 投球回34.2 奪三振33 被打率.309 WHIP1.62
アセベスの故障で獲得した投手。勝敗に関係のない場面の起用が多いとはいえ、この程度ならノーバ辺りで事足りる。経験にすがるキャッシュマンの野球観が露呈した形。

セルジオ・ミトレ | 防御率2.88 投球回25.0 奪三振15 被打率.186 WHIP1.00
アルフレド・アセベス | 防御率3.00 投球回12.0 奪三振2 被打率.208 WHIP1.17

ミトレはわき腹、アセベスは椎間板ヘルニアで故障中。ロングリリーフというより、計算できる投手を失ったのが痛い。

チーム成績 平均失点4.0(2) 防御率3.81(2) クオリティスタート53(2)
与四球279(5) 被安打率.241(1) 奪三振634(5) *カッコ内はリーグ順位

全体としてはまずまず。ただ先発陣は相手に恵まれた感じもあり、今後は多少苦戦すると思う。ブルペンはリベラの起用法が限定的(4アウト以下)なので、信頼できる投手がもう1人欲しい。最も可能性が高いのはもちろんチェンバーレイン。

KMFIS (mlbonkmfis) on Twitter
YankeesJP on Twitter

Yankees At The Break 2010-1

Friday, July 16, 2010

Yankees At The Break 2010-1

前半戦のヤンキース(野手編)

デレク・ジーター | 打率.274 HR8 打点43 盗塁9 出塁率.340 OPS.732
例年に比べると明らかに低い数字。特に出塁率はリードオフマンとして最低レベルで、復調できないようなら2番での起用が増えそう。まだまだやれるはず。

ニック・スウィッシャー | 打率..298 HR15 打点49 盗塁1 出塁率.377 OPS.901
ほとんどのカテゴリーがキャリアハイ。相変わらず三振は多いが、去年のような勝負弱さは解消された。ムードメーカーとしても貴重な存在。

マーク・テシェイラ | 打率.254 HR17 打点60 盗塁0 出塁率.360 OPS.825
ここに来てようやく復調。重要な場面では今ひとつという気もするが、ステディな選手なので後半戦は期待が持てる。

アレックス・ロドリゲス | 打率.269 HR14 打点70 盗塁2 出塁率.345 OPS.826
故障の影響なのか、物足りない数字が並ぶ。成績のわりに打点が多いのは、満塁時に驚異的な活躍(.538、25打点)をしているため。テシェイラ同様、後半戦に期待がかかる。

ロビンソン・カノー | 打率.336 HR16 打点58 盗塁2 出塁率.389 OPS.944
一時の勢いはなくなったものの、MVP候補に挙げられるほどの成績。守備面での貢献度も高いので、故障せずにシーズンを終えて欲しい。

ホーヘイ・ポサダ | 打率.265 HR9 打点29 盗塁0 出塁率.373 OPS.838
得点圏打率.203と勝負弱さが目立った。チーム一の鈍足で、打順は(出塁率の高い)カノーの後。捕手としては期待できないだけに、まずは走者を帰すところから。

カーティス・グランダーソン | 打率.240 HR7 打点24 盗塁7 出塁率.309 OPS.718
HRは打数換算で20本ペース。出塁率もダントツに低い。もう少しはやれると思うが、劇的な変化もなさそう。不良債権候補筆頭。

ブレット・ガードナー | 打率.309 HR5 打点29 盗塁25 出塁率.396 OPS.811
前半戦のMVP候補の1人。ラッキーな当たりが多いので打撃技術との関係は割引かないといけないが、レフト方向に打つことを覚えたのは成長と言える。

マーカス・テームス | 打率.294 HR3 打点13 盗塁0 出塁率.398 OPS.845
好調だったシーズン前半の貯金とはいえ、数字的には上出来。対左投手に限れば打率は.327まで上がる。とりあえずグッドジョブと言っておく。

フランシスコ・セルベリ | 打率.266 HR0 打点30 盗塁0 出塁率.338 OPS.672
故障がちなポサダの穴を埋めただけでなく、勝負強いバッティングでチームに貢献した。ただ今後これまでのような活躍ができるかは疑問。

ニック・ジョンソン | 打率.167 HR2 打点8 盗塁0 出塁率.388 OPS.693
わずか24試合の出場で離脱。来月には復帰できそうだが、常識的にはそれほど戦力にならない。2番のポジションも形が出来ているので、起用法も難しい。

チーム成績 得点平均5.3(2) 打率.271(5) HR99(4) 出塁率.353(1)
OPS.787(2) *カッコ内はリーグ順位

前半戦は主力の不調を脇役の活躍で補えたが、今後はその主力が本来の力を出さないと得点力の低下は避けられない。具体的にはジーターとテシェイラ、Aロッド辺り。フィリーズのワースを獲得しようとしていた経緯もあり、外野手の補強に動くかも知れない。

KMFIS (mlbonkmfis) on Twitter
YankeesJP on Twitter

Yankees At The Break 2010-2

Saturday, July 03, 2010

Headache

飲む度に思うこと

本当の姿は自分しか知らない。だから醜い面は隠し、いい面を誇張して生きていく。この前もそうだった。憎悪や劣等感の正当化、薄汚い虚栄心。親切心からの行動なのは事実だが、結局はそれ以外の部分が突出してしまう。

「思ったことを言わないと死んでしまう大人は素敵」

本当の自分を出したい欲求もある。今いる友達は、それを受け入れてくれた人たち。それでも偽りの姿であることに変わりはない。人付き合いとは何なのか。こうやって書いている自分は誰なのか。酒を飲む度にそんなことを思う。




  Archive: