Friday, July 16, 2010

Yankees At The Break 2010-1

前半戦のヤンキース(野手編)

デレク・ジーター | 打率.274 HR8 打点43 盗塁9 出塁率.340 OPS.732
例年に比べると明らかに低い数字。特に出塁率はリードオフマンとして最低レベルで、復調できないようなら2番での起用が増えそう。まだまだやれるはず。

ニック・スウィッシャー | 打率..298 HR15 打点49 盗塁1 出塁率.377 OPS.901
ほとんどのカテゴリーがキャリアハイ。相変わらず三振は多いが、去年のような勝負弱さは解消された。ムードメーカーとしても貴重な存在。

マーク・テシェイラ | 打率.254 HR17 打点60 盗塁0 出塁率.360 OPS.825
ここに来てようやく復調。重要な場面では今ひとつという気もするが、ステディな選手なので後半戦は期待が持てる。

アレックス・ロドリゲス | 打率.269 HR14 打点70 盗塁2 出塁率.345 OPS.826
故障の影響なのか、物足りない数字が並ぶ。成績のわりに打点が多いのは、満塁時に驚異的な活躍(.538、25打点)をしているため。テシェイラ同様、後半戦に期待がかかる。

ロビンソン・カノー | 打率.336 HR16 打点58 盗塁2 出塁率.389 OPS.944
一時の勢いはなくなったものの、MVP候補に挙げられるほどの成績。守備面での貢献度も高いので、故障せずにシーズンを終えて欲しい。

ホーヘイ・ポサダ | 打率.265 HR9 打点29 盗塁0 出塁率.373 OPS.838
得点圏打率.203と勝負弱さが目立った。チーム一の鈍足で、打順は(出塁率の高い)カノーの後。捕手としては期待できないだけに、まずは走者を帰すところから。

カーティス・グランダーソン | 打率.240 HR7 打点24 盗塁7 出塁率.309 OPS.718
HRは打数換算で20本ペース。出塁率もダントツに低い。もう少しはやれると思うが、劇的な変化もなさそう。不良債権候補筆頭。

ブレット・ガードナー | 打率.309 HR5 打点29 盗塁25 出塁率.396 OPS.811
前半戦のMVP候補の1人。ラッキーな当たりが多いので打撃技術との関係は割引かないといけないが、レフト方向に打つことを覚えたのは成長と言える。

マーカス・テームス | 打率.294 HR3 打点13 盗塁0 出塁率.398 OPS.845
好調だったシーズン前半の貯金とはいえ、数字的には上出来。対左投手に限れば打率は.327まで上がる。とりあえずグッドジョブと言っておく。

フランシスコ・セルベリ | 打率.266 HR0 打点30 盗塁0 出塁率.338 OPS.672
故障がちなポサダの穴を埋めただけでなく、勝負強いバッティングでチームに貢献した。ただ今後これまでのような活躍ができるかは疑問。

ニック・ジョンソン | 打率.167 HR2 打点8 盗塁0 出塁率.388 OPS.693
わずか24試合の出場で離脱。来月には復帰できそうだが、常識的にはそれほど戦力にならない。2番のポジションも形が出来ているので、起用法も難しい。

チーム成績 得点平均5.3(2) 打率.271(5) HR99(4) 出塁率.353(1)
OPS.787(2) *カッコ内はリーグ順位

前半戦は主力の不調を脇役の活躍で補えたが、今後はその主力が本来の力を出さないと得点力の低下は避けられない。具体的にはジーターとテシェイラ、Aロッド辺り。フィリーズのワースを獲得しようとしていた経緯もあり、外野手の補強に動くかも知れない。

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Yankees At The Break 2010-2

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