Anna Nalick, Wreck Of The Day ('06)
あるがまま、それは過去への入り口
このところ、毎日のようにこの曲を聴いている。聴けば泣き、泣いては聴くの繰り返し。何がそうさせるのかは、自分でも分からない。ただただ、苦痛と快感が混在した感覚に酔いしれているだけ。無意識に封印した記憶は蘇り、受け入れるかどうかの選択に迫られる。
Wreck Of The Day (2005)
「人生は様々、重要なのはそれをどう生きるかということ。病気は生きることや愛することを止められない。あるがままを受け入れることは、大きな強さを持つことに等しい」
これはLostにローズ役で出演している、L・スコット・コールドウェルのコメント。結婚してすぐに夫を亡くし、人生経験も豊富。一点の曇りもなく話す姿には、恐ろしいまでの説得力があった。ただしそれを実行するとなると話は別。思いたいことと思うことが違うように、全てを受け入れるのは簡単ではない。
L. Scott Caldwell - Lostpedia
何の因果か、今はこうやってブログを書いている。何かを表現しながら死にたいという願望はあるものの、これは明らかに違う。少なくともそう思いたい。聴けば泣くと同じように、そんなループが延々と続く。
Anna Nalickは弱冠21歳のシンガーソングライター。普段ならこんな枕詞には否定的だが、その表現力を考えると使わざるを得ない。人の持つ奥行きは年齢とは無関係。このアルバムを聴いていると、素直にそう思える。
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Anna Nalick Official Website
Index: Best Tracks
4 comments:
この所毎日コメントしているような気がします。というかそうですね。ごめんなさい。
でもKMFIS氏が悪いんですよ。僕にコメントを書かせたくなっちゃうような記事を書いてしまうから(笑)
言いすぎましたね。すみません
心に残り何度でも聴ける曲はありますよね。
何度聴いても飽きがこない、頻度は少なくなるかもしれないけど、無意識に聴いてしまいたくなる曲。すごくよくわかります。
僕にとっては「Now Jazz Best」がそれに当たるのかな?
Jazzという深すぎるジャンルにおいて僕が知っている曲はその中の十数曲なのですが、僕にはそれで十分です。これ以上広げる気は今の所ありません。オススメがあれば教えて頂きたいです。ジャズでなくても。
そのオムニバスアルバム中でもナタリー・コールの「Calling you」とポール・デスモントの「Take Five」はいつ聴いてもいいです。
特に「Calling you」はそれが使われた映画:「バグダット・カフェ」も観たので、その映像が思い浮かんでつい涙ぐんでしまいます。あれも確か友情を描いた作品だったような気がします。しばらく観ていないのでうろ覚えですが・・・。
また長々とコメントしてしまいました。
どうかKMFIS氏、お体に気をつけて下さいませ。
I would like to give you this phrase
"God Bless you"
from takeshi
thx
度々申し訳ありません
もしMixiのアカウントをお持ちでいらしたら是非マイミクに入って頂きたいのですが、MIxiのアカウントはお持ちでしょうか?
返信が遅れました。
Calling youとTake Fiveは僕も好きです。
バクダッドカフェは映像がきれいな映画ですね。
ジャズは語るほど詳しくないですが、
個人的にイチ押しなのはニーナ・シモンです。
あとは月並みですがビリー・ホリデー、
カーメン・マクレエもかなり好きです。
お勧めはLabelsのBest Tracksにあります。
時間がなくてなかなか更新できませんが、
ここにあるのは特に好きな曲です。
サイドバーのPlaylistsもよかったらどうぞ。
Radio Stationならかなりの曲数が聴けます。
ちなみにimeemにログインしておくと、
ほとんどの曲がフルバージョンで聴けます。
僕は体だけは丈夫なのでご心配なく。
タケシ君の方こそ風邪などひかないように。
>MIxiのアカウントはお持ちでしょうか?
以前も何回か誘われたのですが、
未だにMixiのアカウントは持ってません。
この機会に入ろうかと検討中です。
コメントは僕の承認がないと反映されません。
削除することはまずないですが、
そういうことなのでラグはあります。
ご了承下さい。
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