Drive Safe-1
Samsung - 20x Internal DVD±RW/CD-RW Super Multi Drive
SH-S203N/BSBN
ビデオの整理が目的で、新しいドライブを買った。ドライブが2台あるとディスク同士のコピーはさすがに速いが、それ以外のメリットは思ったほどなかった。ただこのドライブは最大で20倍速、あらゆるメディアに対応していることもあって重宝はしている。
(C)Copyright 20th Century Fox (original picture) / Modified By KMFIS
日本円に換算しても1万円しないので、DVDを使った作業を日常的にしている人なら元は取れると思う。またバンドルされているNero Express(*1)というソフトがなかなかの優れもの。そういう意味では、古いドライブを使っている人にもお勧めだ。(*1)シェアウェア、今ならトライアル版のNero 8.2.8.0がダウンロードできる
LightScribe (ライトスクライブ)
このドライブを買ったもう1つの理由は、LightScribeに対応していること。詳しくはリンク先を読んでもらうとして、プリンターが不要なところが魅力的だった。早速使ってみたので、簡単にレビューしてみる。
最大のポイントは、書き込み時間の長さ。品質は3段階から選べるが、通常モードでも20分前後はかかる。仕上がりがいいのならまだしも、ご覧の通り(写真中)コントラストが甘い。レーザープリンターでラベル印刷(写真左)したものと比べるとよく分かると思う。
当該サイトにはプロ並みのディスクを作成と書かれているが、看板に偽りありとはまさにこのこと。お世辞にも実用的とは言えない。かなり安くなったとはいえ、専用ディスクが割高なのも減点材料だろう。
メリットらしいメリットは見当たらないが、あえて挙げるなら元の画像が汚くてもごまかせること。この画像もウェブ上で拾った。コントラストが甘いので、逆にこの程度でも使えるというわけだ。個人的にはお勧めしないが、それでも使いたいという人もいると思う。以下にちょっとしたコツを書いたので、参考にしてみて欲しい。
元の画像:
モノクロの方が仕上がりがいいので、カラーの場合は事前に変換してから使うこと。その際コントラストを上げておくとムラが出にくい。雰囲気としてはファックスの少し手前、2階調にならないギリギリまで上げるときれいに出る。
白抜き:
黒で印刷するため、ソフト上(Nero Express)で色指定はできない。タイトルやディスク番号などの文字を白抜きにする場合は、予め画像化する必要がある。黒と言っても厳密には濃いグレーなので、白抜きにした方がコントラストはつきやすい。
ディスク選び:
現時点で用意されているのはこの5色(参考写真)。なるべく明るい色を選ぶと、きれいに出ると思う。今回使ったもの(写真右)と色調はかなり違うが、この写真通りなら黄色が一番いい。
LightScribe Control Panel:
設定タブにある、ラベルを暗くするを選んでおく。書き込み時間は長くなるが、これもムラを予防する対策の1つ。ライティングソフトとは別個に存在するので注意が必要。
次回はリッピングに関するレビュー。
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