Sunday, July 01, 2007

Forbidden Apple

待望の「iPhone」、ついにNYで発売

延期されることもなく発売されたのは、大きな問題が見つからなかった証拠。まずは第一関門突破といったところだろう。最も早く売り出されたのはニューヨークで、中には4日以上前から並んでいた人もいたらしい。新し物好きはどこにでもいるとはいえ、改めて豊かな時代になったと思う。

現代人にとって携帯電話は必需品、これだけで仕事している人も少なくない。パソコンと同じように立派なツールなのだから、そういう意味ではゲーム機とはワケが違う。ただ買った人のほとんどは、すでに携帯電話を持っているのも事実。多機能になったことで、仕事の能率が上がる人はごくわずかだ。

結局のところ、新しいゲーム機を買うのと同じ感覚。だからと言って非難する気はまったくない。むしろマックフリークとしては、今すぐにでも欲しい。

初めてマックを買ったのは15年前、たしか40万ぐらいだったと思う。内蔵ハードディスクが80MB(ギガではない)しかなかったので、10万出して外付けハードディスク(100MB)を買い足した。今なら250GBでさえ1万しないから、15年で2万倍以上の格差がついたことになる。

このようにテクノロジーとは日々成長する生き物、待てば待っただけの見返りはある。ソフトについても同様で、バージョンアップすることで不具合を解消していく。

わざわざ書くまでもなく、こんなことはたいていの人が知っている。ならばなぜ、発売日に並んでまでiPhoneを買う必要があるのか。一番乗りの人は分からなくもないが、初期モデルがどうしても欲しくない限り損としか思えない。

それもこれも、全てはアップルの魅力がそうさせている。踊らされたと言ってしまえばそれまでだが、この場合は禁断の果実に手を出したと言うべきかも知れない。

iPhone New York

ここにもう1つビデオがある。iPhoneの広告には違いないが、実はアップルが作ったものではない。まるで映画のトレーラーを観ているようで、そのクオリティーの高さには驚かされた。作った目的は分からないが、少なくともお遊びではないだろう。

作る人がいて、買う人がいる。そしてもう1人は、それを利用する。何年経っても、この構造は変わらないようだ。

追記:このビデオによるとお金のために並んでいた人もいるようで、報酬は400ドルから500ドル。中には4500ドルという高額なものまであるらしい。試しに並び屋で検索したところ、面白い記事を見つけた。

iPhoneに並び屋サービス「iWait」登場

関連記事:Delayed Steal

2 comments:

Anonymous said...

kmfisさんは購入したんですか?
2%程の購入者が認証できずに
マッタク使えてない、ってニュースを
やってましたが、本当ですか?

スタートでの躓きってイメージ悪いですよね。

KMFIS said...

少なくとも1年ぐらいは買わないつもりです。

iPhoneのアクティベーションに不具合

認証の問題とはこの記事ですね。
時間を短縮し、簡略化した結果とは皮肉なもんです。
しばらくは、問題点ばかり指摘されることでしょう。




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