June23,07 @ SF L5-6
Missed chances ruin Yanks
Box Score (MAJOR.JP)
a fictitious story, トーリ監督の独占インタビュー(前編)
―まず昨日のゲームから伺います。敗因はどこにあるとお考えですか?
「17安打で5得点、チャンスに打てなかったのが全てだろう。通常なら8点ぐらいは取れるゲームだからね。ブルペンも私の期待に応えられなかった」
―逆転された7回以降、1塁にランナーを置く場面が5度ありました。そのうち動いたのは1度だけですが、その理由について教えて下さい。
「君はウチのチームカラーを知らないようだな。FOXの中継でも言ったように、ヤンキースは3-2で勝つようなチームじゃない。1点を取りにいく代わりに、長打と連打で大量得点を狙う。それがウチの野球、Explode-Type Ball Clubなのだよ」
―なるほど。得点が失点を62も上回っているのに、借金生活の謎が解けました。アメリカ人って、意外と爆弾の使い方を知らないんですね。それとも不発弾だらけですか?
「借金と爆弾の話なんかしてない!」
―それでは次の質問です。延長11回にダブルスイッチで松井を下げましたね。ジーターはすでに負傷交代、そのうえ松井まで欠くのは得策とは思えませんが。
「DHのないルールなら当然の措置だよ。少しでも投手を打席に立たせないことが勝利への近道になるからね。延長がいつまで続くか分からないから、そうそう代打も出せないし」
―つまり得点力が下がっても、投手の打席を遅らせることが重要ということですね。
「まあ、そういうことになるかな。君は私に何を言わせたいのだ?郷に入っては郷に従えと言うだろう。ナショナルリーグの監督ならみんなそうしている。私もそれに従ったまでだ」
―延長13回の2死1塁、打者はプロクター。この場面は盗塁だと思うのですが。
「ちょっと待ってくれ、1塁ランナーはポサダだぞ。彼に走らせて成功すると思うか?残念だが君には監督は務まらないようだな、わっはっは」
―確かに成功率は低いです。ただこのケースで得点するには、長打か連打しかありません。少なくとも投手のプロクターが出塁しないことには、得点はできないわけです。
「そんなことは言われなくても分かる。私も忙しいので、要点だけを言ってくれ」
―プロクターが出塁<ポサダの盗塁成功率、この式は正しいと思いますか?
「仮に正しかったら何だと言うのだ?」
―正しいのなら、盗塁させるべきです。成功した場合は、プロクターに代打を送る。失敗してもプロクターは3イニング目、次の回は代打から始まるのでリスクはありません。
「.....」
―お困りのようなので、今度は先発のウォンについて伺います。7回1死1塁、86球で降板させた理由を教えて下さい。
「あそこはサンチェス、ロバーツと左打者が続く場面。左のスペシャリストであるマイヤーズを起用するのがベストだ」
―ウォンはエースですよね?それほど信頼がないとは驚きです。
「もちろん信頼はしている。ただ監督というのは、君が思っているほど単純な仕事ではない。臨機応変な対応が必要なのだよ」
―つまりここまで6安打3失点のウォンより、調子の分からないマイヤーズの方がいいと思ったわけですね。
「君もしつこい男だな、スペシャリストだと言っているだろう」
―そのマイヤーズですが、今季は左打者に対して.306(右打者.169)と打ち込まれています。それでもベストだと言えますか?
「それはたまたま、本来は左打者に強い。そうでなければブルペンにいるわけがない」
―ギドリーコーチのアドバイスで、今季の途中からプレートの右端を使って投げてますね。それが原因とは考えられませんか?
「そういう専門的なことは、直接ギドリーに聞いてくれ」
―お疲れになったでしょう、今グリーンティーをお持ちします。
「君を見てると余計疲れるよ、というか腹が立つな」
―僕はほぼ毎日です。(続く)
Video:
A-Rod goes 4-for-6
Matsui's RBI single
Cano's RBI single
2 comments:
痒ーノが何故未だブルペンにいるのか、
是非聞いておいてください。
(どんな弱みを握られてるのか。。。)
今回は聞けるかどうか分かりませんが、
チャレンジだけはしてみます。
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