Spring Game vs DET W6-5
Sardinha's blast leads Yanks to win
Kei Igawa / 井川慶 投球回1.0 被安打2 与四球3 奪三振3 投球数40
制球に苦しみ2回持たずに降板。緊張感からか高めに浮くボールが目立ち、ストレートでストライクを取れなかったのが大きい。ちなみにこの日のストレートは最速91マイル。
また終始ランナーを背負っての投球だったため、セットポジションが1つの課題なのかも知れない。デーゲームの防御率が7点台(*1)というデータは海を渡っても健在のようだ。
(*1)データ提供kyapaさん
ほろ苦い実戦デビューとなった井川だが、インジを三振に仕留めたチェンジアップは素晴らしかった。カウントさえ作れれば、ウイニングショットとして十分に通用すると思う。次回の登板に期待したい。
Mariano Rivera / マリアーノ・リベラ 投球回1.0 被安打0 無四球 奪三振2
オープン戦初登板となるリベラだが、井川とは対照的に完璧な内容。ストレートが90マイル前後だったことが示すように、これでも八分程度の投球なのだろう。気になったのは意識的に抜いたカッターを投げていたこと。シーズンを見据えてのテストだとは思うが、年齢的なことを考慮しての投球術だとしたら少し心配。
Steven Jackson / スティーヴン・ジャクソン 投球回1.2 被安打5 与四球2 奪三振2
ランディ・ジョンソンとのトレードで獲得した投手。制球はよくなかったが、長身から投げ下ろすシンキングファーストボールは見どころ十分。ほとんどが低めに決まっていたのも強調材料。ヒットは5本許しているものの、ラッキーなヒットや本来なら討ち取れるボールを打たれたりと内容は悪くない。結果だけで評価されないといいのだが。
Tyler Clippard / タイラー・クリッパード 投球回2.0 被安打0 与死球1 奪三振1
90マイル前半のストレート、ハイレベルなチェンジアップとスライダーを持つバランスのいい投手。もう少し速いストレートを投げられれば、大化けする可能性も十分にある。ドラフト9巡目で獲得したことを考えるとまさに成長株。
Scott Proctor / スコット・プロクター 投球回1.0 被安打0 無四球 奪三振1
リベラ同様、こちらも完璧な内容。ストレートは最速93マイル、変化球はキレ制球とも抜群でリラックスして投げていた印象。問題はメンタル面だけで、そういう意味から言っても明らかに先発向き。このまま中継ぎで終わらせるには惜しい投手。
Hideki Matsui / 松井秀喜 3打数 1安打 1HR
パワーピッチャーのバーランダーからオープン戦初となる2ランHR。打ったのは真ん中やや高めのストレート、風にも乗って弾丸ライナーでライトフェンスを越えた。
残りの打席も全て芯で捉えており、内容は数字以上にいい。特に2打席目のセンターライナーは外角低めのストレート(93マイル)をセンターから左に打ったもので、左投手から徹底的に外角責めを受けた打席だけにHR以上の価値がある。
Derek Jeter / デレク・ジーター 3打数 2安打
3打席ともセンター返し、守備でもシグニチュアープレーとシーズンを思わせる活躍。この選手に関しては特に心配する必要もないだろう。
Juan Miranda / ホアン・ミランダ 1打数 0安打 1三振
元キューバ代表のファースト兼外野手。いかにもパワーがありそうな体型、これで三振が少ないというのだから驚きだ。選球眼も優れているようで、数年後にはアブレイユのような選手になる可能性もある。いずれにしても、もう少し見てみたい選手。
Bronson Sardinha / ブロンソン・サディーナ 4打数 1安打 1HR
カブレラに代わってライトで先発出場。9回2死から劇的なサヨナラ2ランHRを打った。ヒットにこそならなかったが、第1打席でも鋭い打球を飛ばしていた。2001年のドラフト1巡目指名選手でハワイ出身、タイガース傘下の捕手Dane Sardinhaは実の兄。
それにしてもシェフィールドはタイガースのユニフォームがよく似合う。オープン戦5連勝のヤンキースより、実はこちらの方が個人的に気になった。
2 comments:
井川残念でしたね~
でもカッコよかったと思います!
あとシェフのユニフォーム、妙ーに似合ってましたよね(笑
コメントありがとうございます。
三振を3つ取ったのが唯一の救いというか、
それでごまかせればいいんですが。
シェフは色なのかデザインなのか。
やたら似合っててカッコよかったです。
記事には書きませんでしたがヒゲもキマってました。
無事帰国したみたいですね。
いろいろとお疲れ様でした。
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