Wednesday, August 23, 2006

August22,06 @ SEA L5-6

Yankees slide into Seattle

中盤まで優位に立ちながら最後はベルトレの一振りでサヨナラ負け。
采配ミスで落としたと言ってもいいだけに悔いが残る。
マリナーズの11連敗、ヤンキースの5連勝がそれぞれ止まった。

バントかヒッティングか:
3-3の同点で向かえた6回、Aロッドの2ランHRで5-3と勝ち越しに成功。次打者ポサダはセンター前ヒット、続くバーニーは四球を選び無死1.2塁と追加点のチャンス。バントも考えられる場面だがベンチはヒッティングを指示、カブレラはライトフライに倒れランナーは進塁できず1死1.2塁。続くグリーンは三振、デーモンもセカンドゴロに倒れこの回は2点止まり。

5-5の同点に追いつかれた8回、先頭打者のバーニーが四球で出塁し打者はカブレラ。今度は送りバントの指示だったが失敗、打球は投手の正面に転がりセカンドフォースアウト。ここでグリーンに代えて休養のためスタメンを外れていたカノーが代打に送られるが、ショートフライに倒れ2死1塁。続くデーモンの打席、カウント2-1で1塁ランナーのカブレラはスタートを切る。ところが相手投手が左だったこともあり、1.2塁間に挟まれけん制アウト、この回無得点で攻撃を終える。

リードの時は余裕たっぷり、追いつかれると臆病になるのでは勝てるわけがない。2点リードの6回にバント指示をしなかったのはいいだろう。仮にヒットが出れば勝負を決めるビッグイニングになる可能性があるからだ。ただ8回のバント指示は一般的に言って非常に堅実な作戦。そういう方針ならば2点リードの6回はバントの指示をするべきである。

一貫性のない采配は采配とは呼べず、不安定な結果しか得られない。したがってトータルの勝率で争うゲームの指揮官としては失格なのだ。

個人的な意見を言えば6回のヒッティングはあり得ない。野球とは点取りゲームであり、得点できる可能性が高い状況をいかに作りだすかがカギになる。バントが成功したとすれば6回は1死2.3塁、8回は1死2塁。どちらが得点の可能性が高いか分かるはずだ。

6回は2点リード、8回は同点と状況が違うと思う人もいるかも知れないがそれは結果論である。なぜなら1点追加してリードを3点差にした場合の1点と、同点にされた8回の1点の価値はまったく同じだからだ。この先相手に5点取られることが予め分かっているなら話は別だが、そうでない以上1点でも多く得点しておくのが勝つための最短距離なのである。

ファーストの守備位置:
5-4と1点リードの7回2死1.3塁で打者イバニエスという場面。結局1.2塁間を抜けるヒットで同点にされるのだが、ファーストウイルソンの守備位置が理解できない。マウンド上は左のビローン、1塁ランナーは決して足が速いとは言えないセクソンであり盗塁はまず考えられない状況。マリナーズにしても1点ビハインドで2死、足の速くないセクソンを盗塁させるリスクは負わないはず。さらに打者が左のイバニエスということも考慮すれば1.2塁間は空けるべきではない。したがってここは打者勝負、通常の守備位置がベストな選択。

しかしなぜかウイルソンはランナーを警戒してファーストベース上、結果的にこれが災いして打球は1.2塁間を抜けた。これは明らかにベンチのミス、何のためにコーチやら監督がいるのか分からない。揃いもそろってこの体たらく、まったく情けないの一言に尽きる。

ところでこの日、面白い場面があったので最後に付け加えておく。2点リードの6回、ヒットとワイルドピッチで2死2塁。打者は左のブラサード。ここでヤンキースベンチが動き対左のスペシャリスト、マイヤーズに継投。と、ここまでは普通なのだがなんとブラサードを敬遠。しかもマイヤーズはこれでマウンドを降ろされたのである。さすがののマイヤーズもこれには苦笑、観客の笑いさえ誘っていた。もしこの真相を知っている人がいたら是非教えて欲しい。

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