Sunday, June 10, 2007

June9,07 vs PIT W9-3

Clemens earns 'W' in return
Box Score (MAJOR.JP)

5連勝で借金は2。

今季初の5連勝で借金2、つまり連勝前は借金が7もあったわけだ。最近は勝敗表を見ていないので気づかなかったが、考えただけでもぞっとする。本題に入る前に、ポイントとなった前日の試合について少し書いてみようと思う。

8回を終わって4-4の同点、先発のペティットはこの回でマウンドを降りている。通常なら前日登板がなかったブルーニーに継投するところだが、マウンドに上がったのは連投となるリベラだった。

このところ結果が出ないブルーニーに不安があるとはいえ、前日1.2イニング投げているリベラの起用は異例と言っていい。さすがのトーリも、連勝の重みを感じていたのだろう。

リベラは翌10回も無失点に抑え、きっちりと責任を果たす。登板を終えたリベラはベンチを行ったり来たり、手を叩き何かを叫んでいる。マイケル・ケイはExhorting Troopsと表現していたが、おそらくこんなことを言っていたのだと思う。

「さあ、みんないくぞ」

映像では確認できなかったが、この時ブルペンには誰もいなかったらしい。仮にこれが事実なら、もう1イニング投げる予定だったとも考えられる。断言はできないが、リベラが最後に3イニング投げたのは数年前のALCS。逆にレギュラーシーズンでは記憶にない。

これを前述のことに結びつけると、リベラ自身が直訴した可能性が高い。その裏のサヨナラ勝ちで真相は分からず終いだが、久しぶりに熱いものを感じた。

こういうことはどんどんやって欲しい。明日の展開は分からないのだから、僅差ならビハインドであっても何ら問題はない。食らいついていけば、この日のように打線が何とかしてくれる。それだけの力がヤンキースにはあるはずだ。

さて本題のクレメンスだが、6回3失点のクオリティピッチ。最低限の仕事とはいえ、初登板としては上々だろう。あくまで個人的な印象だが、以下に投球内容をまとめてみた。(球速は平均、評価は3段階)

配球: フォーシーム 4 ツーシーム 1 スプリッター 4 スライダー 1
球速: フォーシーム 90 ツーシーム 90 スプリッター 85 スライダー 84
切れ: フォーシーム -- ツーシーム △ スプリッター ○ スライダー △

年齢的なものなのか、球速が数マイル落ちている。もっとも仕上がり途上の可能性もあるので、今後を見てみないと何とも言えない。スプリッターの切れは抜群で、奪った三振もほとんどがこれ。シンカー軌道なので、左打者には特に有効だろう。

後半やや球速が落ちたものの、スタミナ面も問題なさそう。先入観かも知れないが、何より堂々と投げていたのが印象的だった。

今日の試合は6連勝とスイープがかかっている。明日はオフなだけに、総力戦で臨みたいところだ。ヤンキースの先発はルーキーのクリッパード、一方のパイレーツはチャコーンと分が悪い。前半戦の試金石になるのは必至で、ここを勝てるようなら望みはある。

Video:
Yanks' three-run first
Cabrera's leaping catch
Post Game Plus
Clemens full press conference
Clemens' Final Out

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