Violent Femmes, Add It Up
本物はアメリカにありと実感させるバンド
スニーカーを履く人なら分かると思うが、種類の豊富さにおいてナイキに勝るブランドは少ない。ただその中には駄作(ガラクタ)も多く、個々のクオリティーはそれほど高くない。
ところがこのガラクタだらけのおもちゃ箱から、必ずと言っていいほど極上の逸品が見つかる。これが他のブランドにはないナイキの魅力、個人的にはそう思っている。
Violent Femmes (1983)
前置きが長くなったが、アメリカの音楽はこのナイキに例えると分かりやすい。平均的にレベルが高く洗練されているヨーロッパの音楽と比べると大味で趣味も悪いが、とてつもない才能に巡り合う確率だけは高いのである。
今回紹介するヴァイオレントファムズは、そんなとてつもない才能を持つミルウォーキー出身の3人組。音楽性におけるオリジナリティー、トリックスターを思わせるインテリジェンスなどその全てが突き抜けた領域にある。
中でもこの曲は最も好きで、右脳が左脳をあざ笑うかのような強さが堪らない。最も好きなバンドでもあるので、興味があれば是非聴いてみて欲しい。
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