Thursday, October 21, 2010

ALCS 2010 vs TEX G-5 W7-2

CC y'all in Texas: Yankees force Game 6
ヤンキース vs. レンジャーズ [2010年10月21日]

Mission: 敵地で連勝

レンジャースの先発はシリーズ初戦で苦しめられたウィルソン。この日は四球で出塁したランナーを確実に返すなど、効率のいい攻撃で6得点。もう負けられないだけに、序盤に主導権を握れたのは大きなアドバンテージになった。

得点/出塁数 ヤンキース7/15(ヒット9、四球6) レンジャース2/13(四死球0)

一方のサバシアは11安打を浴びながら2失点。無四球だったとはいえ、レンジャース打線の拙攻(併殺2)がなければどうなっていたか分からない。プレーオフを被安打11以上で勝ち投手になったのは50年ぶりとのこと。

mlbonkmfis 今日ウッド2イニング使えるなら昨日も一昨日もそうできたはず。もう何ていうかメチャクチャ。結局はビハインドで使えなかったり、型にはめた継投しかできないだけ。ウソは聞き飽きた」

7回からはウッド、リベラの継投。後がないヤンキースとしては当然なのだが、それなら第3戦や4戦は余裕があったかというとそれは違う。小さな可能性を短絡的な思考で摘み取ってしまうから後がなくなるわけで、言ってみれば多重債務者の末路に近い。

Postgame notes: When it all went wrong

「Girardi said he didn’t want to use Mariano Rivera because he wanted to have him for multiple innings in Game 5.」

結局リベラは1イニング。この試合で2イニング投げる可能性を残したはずが、5点差での起用とこれ以上なく醜い。つじつまを合わせることより効率を優先したのは賢明な選択だが、そんな形でしか評価されない監督もどうかと思う。

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Video:
Recap: TEX 2, NYY 7
Wood's scoreless relief
Mo seals the victory

ALCS 2010 vs TEX G-4 L3-10

Wednesday, October 20, 2010

ALCS 2010 vs TEX G-4 L3-10

Texas pain-saw massacre: Yanks in a 3-1 mess
ヤンキース vs. レンジャーズ [2010年10月20日]

We believe in AJ. By Girardi

この試合のポイントはバーネットの降板時期と敬遠策。ジラルディによれば前者は出来がよかった(6回2死まで2失点)からで、後者は打者との相性を重視したとのこと。まずはそのバーネットの出来から。


(C)Copyright Benjamin Kabak On Flickr

バーネット 投球回6.0 被安打6 四死球4(敬遠含む) 自責点5 ワイルドピッチ1

ビデオを見直してみたが、やはり出来はよくない。構え通りに投げたのは数えるほどしかなく、ワンバウンドの投球は多数。体が開き気味のせいか、特に右打者に対してはすっぽ抜けることが多かった。元々そういう投手とはいえ、コマンドはゼロに近い。ワイルドピッチが1つだったのは奇跡とも言える。

ALCS 2009 Game 5 Angels 7, Yankees 6 | Gameday

実は去年のALCSでも同じようなことがあった。すでに4失点していたバーネットを7回途中まで引っ張り逆転負け。ジラルディはこの時も出来(2回以降無失点)と投球数が理由と答えていたが、結局のところ結果だけで判断しているに過ぎない。

[6回オモテ 3-2]
ヒット→外野フライ→タッチアップ→2死2塁→敬遠(マーフィー/左)→モリーナ

敬遠策については明らかにミス。(2死なので)長打が出れば逆転される可能性があるだけでなく、鈍足でフライアウトが多いモリーナにそれをやってもあまり意味がない。1点取られても試合が決まる場面ではないので、ここは勝負するか左投手に継投するのがベストだろう。ちなみに当のバーネットは敬遠の指示に驚いたと語っている。

NY Yankees vs. Minnesota - June 2, 2008 | Gameday

敬遠をめぐるミスは今に始ったことではない。これはほんの一例だが、さらに1点が大事な場面(同点の8回1死3塁)で逆に勝負している。バーネットの降板時期は主観によるところが大きいので目をつぶれても、こういうミスは致命的。相性やデータ以前に野球IQが足りない。

対バーネット通算打率  マーフィー.294(5/17) モリーナ.200(1/5) 
2010プレーオフ打率  マーフィー.273(3/11) モリーナ.348(8/23)

問題の相性はご覧の通り。面白いのはサンプル数(打数)とデータの信頼度が比例するなら、モリーナの方が怖いとも言えること。もちろんカテゴリーは違うが、データを重視するのであれば考慮すべき点ではある。ウッドやリベラを温存したことなどはまた後日。

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Video:
Recap: TEX 10, NYY 3
Teixeira injured running to first
Hunter's Game 4 start

ALCS 2010 vs TEX G-3 L0-8
ALCS 2010 vs TEX G-5 W7-2

Tuesday, October 19, 2010

ALCS 2010 vs TEX G-3 L0-8

ConvincingLee, Rangers blank Yanks, go up 2-1
ヤンキース vs. レンジャーズ [2010年10月19日]

得点圏0/3 残塁3

大方の予想通りの敗戦。こちらの記事によれば初球から打ちにいく方針だったらしいが、この日のリーは甘い球自体が少なかった。ストライクゾーンとボーダーラインを勘違いしているのではと思えるほどで、どんな攻め方をしても結果に差はなかっただろう。

ペティット/無四球 ストライク67 ボール43(ストライク率61%)

一方のペティットは7回2失点。丁寧に投げていた印象はあったものの、終始コントロールに苦しむピッチング。ボール球に手を出したレンジャース打線の助けがなければ、もう2点ぐらいは取られたと思う。少なくとも今後に繋がるピッチングではなかった。

mlbonkmfis フィリーズのマニュエルは何もしないとかいわれてるけど、1点ビハインドの9回に(抑えの)リッジ出すところなんて他の監督にはなかなかできない」

9回の継投 ローガン(打者1/被安打1)→ロバートソン(打者6/被安打5)→ミトレ

悔やまれるのは9回にリベラを出さなかったこと。結果は変わらなかったかも知れないが、ビハインドだからといって温存していては勝てるものも勝てない。決定的な点差になるまでロバートソンを放置したのも問題で、負けるべくして負けた試合と言える。

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Video:
Recap: TEX 8, NYY 0
Lee strikes out 13
Rangers' six-run ninth inning

ALCS 2010 @ TEX G-2 L2-7
ALCS 2010 vs TEX G-4 L3-10

Sunday, October 17, 2010

ALCS 2010 @ TEX G-2 L2-7

Texas' 2 step: Win at home, get even with Yanks
レンジャーズ vs. ヤンキース [2010年10月17日]

連日の5点ビハインド

先発のヒューズは5回持たず7失点(被安打10)で降板。投球自体は前回のツインズ戦と変わらなかったが、相手が違えばこんなもの。これまでも何度となく書いているように、やはりストレートで押す投球は通用しない。

配球 変化球15%(チェンジアップ1球) 被安打 ストレート/カッター90%

ヒューズが先発枠を勝ち取ったのは、ピッチングの幅が広がるチェンジアップの向上が主な理由だった。ところがいざ開幕してみると、以前の(チェンジアップを使わない)投球に逆戻り。開幕当初の好調がそうさせたのだろうが、言い換えれば弱点を知っていながら放置したことになる。結果至上主義の典型的な失敗例だと思う。

Andrus steals home- Video

この日は打線も12残塁と何もかも上手くいかなかったわけだが、それ以上にまずいのがこのプレー。ご覧の通り、ポサダは3塁ランナーをまったく気にしていない。パスボールや弱肩には目をつぶれても、こんな形で先取点を取られては投手も堪らないだろう。次戦はペティットと手強いリーのマッチアップ。

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Video:
Recap: NYY 2, TEX 7
Lewis wins Game 2
Berkman's RBI single

関連記事:
Playoff Roaster 2010

ALCS 2010 @ TEX G-1 W6-5
ALCS 2010 vs TEX G-3 L0-8

Saturday, October 16, 2010

ALCS 2010 @ TEX G-1 W6-5

NY stuns Texas: You could've heard a 'pen drop
レンジャーズ vs. ヤンキース [2010年10月16日]

レンジャースの自滅で逆転勝ち

投手継投は本来(相対的な)好結果が望める場合に有効な手段。投手を代えれば抑えられるわけではなく、そこに根拠がなければ結果はついてこない。ところが実際は打たれたり失点した事実が根拠になることがほとんど。投球内容やヒットの質はあまり考慮されず、継投がピンチを脱する術だという認識がまかり通っている。

8回の継投(打者/投球数) オリバー2/13 オデイ1/1 ラパーダ1/1 ホランド4/23

レンジャースの監督ワシントンもその1人。この日もアウト3つを取るために4人もの投手を継ぎこむ有様。もちろんきちんとした根拠があれば問題ないが、例えば左に強いテームス(*1)に左投手をぶつけるなど疑問点は少なくない。(*1)対左.300、対右.268

オガンド 防御率1.30 投球回41.2 被安打31 奪三振39 WHIP1.13

もう1つの問題は好投手のオガンドと抑えのフェリースを最後まで温存したこと。特に前者はかなりの逸材で、防御率もブルペン中最も低い。実質的なセットアッパーではないものの、シーズン中の起用法からして登板させることはできたはず。ましてやサバシアを攻略してのALCS初戦。仮にフェリースを投入しても誰も文句は言わない。

DaigoRedSox テキサス・レンジャーズ、1961年に球団ができて以来、一度も本拠地でプレイオフの試合に勝ったことがない。合計、プレイオフ出場は4回目、本拠地での成績は7戦7敗。今年はここまで3戦3敗」

野球というゲームは投手有利なので打った方を褒めるべきかも知れないが、この試合に限ってはレンジャースの自滅。エースを立てて挑んだ試合だけに、ヤンキースとしては大きな1勝になった。ちなみにサバシアの登板間隔については休養十分とも言えるので議論する意味がない。

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Video:
Recap: NYY 6, TEX 5
Must C Clutch
Washington talks after Game 1

ALCS 2010 @ TEX G-2 L2-7

Sunday, October 10, 2010

ALDS 2010 vs MIN G-3 W6-1

Sounds Phil-miliar: Yanks headed to ALCS
ヤンキース vs. ツインズ [2010年10月10日]

スイープで勝ち抜け

先日ホームフィールドアドバンテージなど不安材料を散々指摘したが、それをあざ笑うかのような結果で終わった。これでツインズはプレーオフ12連敗。そのうち9敗がヤンキースと対戦相手の問題もあるとはいえ、それを考慮しても酷い数字。呪いと言ってもいい。


(C)Copyright Andrew Burton/Getty Images

得点圏打率(ALDS/平均) ヤンキース.360/.258 ツインズ.111/.285

このシリーズをツインズの側から振り返ってみると、とにかくチャンスに打てなかった。シーズン中もヤンキースをやや苦手としている(*1)のは事実だが、3試合でタイムリーヒット1本では勝てるわけがない。(*1)平均打率.273/対ヤンキース.262

カダイヤーには2球続けてHRボール。ツインズは重症なんてもんじゃない

ツインズ・・・もっと楽しませてくれよorz  ヒューズの出来が特にいいとも思えん

ヒューズはイケイケ投球。なぜか打てないツインズ打線。どうしちゃったのかな

Gamedayを見れば分かるように、この日のヒューズは甘い球が多かった。全力投球していたので球速アップによるアドバンテージはあるものの、2点ぐらいは取れるはず。仮に中地区のレベルが低いとしても、もう少しはやれたと思う。

一方のヤンキースは苦戦していたリリアーノに対し集中打で攻略。2戦目も四球とまずい守備に乗じてパバーノを引きずり下ろすなど、ピンポイントで得点。何より前述した得点圏打率が全てを物語っている。

ヒューズか結果を出したことで、ALCSのローテーションはほぼ決まり。5番手がいないこともあり、バーネットを加えた4人体制になると思う。相手は先発が弱いレイズがいいような気もするが、シーズン中は負け越しているだけに微妙なところ。この試合の得点シーンはこちらを参照。

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Video:
Recap: MIN 1, NYY 6
Teixeira's RBI single
Must C: Clinch

ALDS 2010 @ MIN G-1 W6-4
ALDS 2010 @ MIN G-2 W5-2

Friday, October 08, 2010

ALDS 2010 @ MIN G-2 W5-2

Show on the road: Pettitte, Berkman 2 much
ツインズ vs. ヤンキース [2010年10月8日]

敵地で連勝、ホームへ

先発のペティットは7回を投げて5安打2失点。甘い球は多かったものの、懸念されたカッターのキレはまずまず。元気のないツインズ打線に助けられたとはいえ、今後に繋がるピッチングにはなった。故障明けなので、投球数(88)を抑えられたことも好材料。

無得点 4回1死1.3塁 6回1死1.3塁 7回1死満塁

打線はグランダーソンとバークマンの活躍などで5得点。好機に得点できなかったのは多少引っかかるが、出来のよかったパバーノから10安打なら上々の結果。(無失点に抑えた)ウッドも含めて、この日はキャッシュマンも鼻が高かったことだろう。

SI_JonHeyman cashman looking very smart tonite: berkman, wood and granderson」

これでツインズはプレーオフ11連敗。単に巡り合わせの問題かも知れないが、今季に限っては中地区のレベルが関係している気がする。ちなみにディビジョンシリーズ連敗後に3連勝した例は過去に4度あるとのこと。試合展開などはこちらを参照。

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Video:
Recap: NYY 5, MIN 2
Granderson's big game
Jeter turns two

ALDS 2010 @ MIN G-1 W6-4
ALDS 2010 vs MIN G-3 W6-1

Thursday, October 07, 2010

ALDS 2010 @ MIN G-1 W6-4

Late, great outdoors for Yanks
ツインズ vs. ヤンキース [2010年10月7日]

とりあえず1勝

[2回ウラ 0-2]
カダイヤーの2ランHRでツインズが先制。

[3回オモテ 0-2]
先頭のガードナーが出塁したのに、結局フルカウントからスタートしただけ。まだ3回なんだし走らせてもいいのでは?ジラルディ、ビビってるくさい。(後述)

[3回オモテ 0-2]
無死1.2塁→バント失敗(スウィッシャー/ファール)→ヒッティング→外野フライ→
外野フライ→三振 ちぐはぐな攻撃でこの回無得点。

アイディア自体は悪くないが、スウィッシャーはバントが上手い方ではないので得策でないことだけは確か。ここはそのまま打たせるべきだったと思う。

[3回ウラ 0-3]
無死1塁→緩いファーストゴロ→テシェイラがヘッドスライディングでベースにタッチ
1塁ランナー(ハドソン)は3塁へ→パスボール→失点

一瞬の隙をついたハドソンの好走塁。ただしベースカバーが遅れたAロッドには反省の余地がある。ポサダのパスボールはいつものこと。

[6回オモテ 1-3]
2ベース→パスボール→四球→1死1.3塁→ライト前 カノーのタイムリーでヤンキースが反撃。なおも1死1.2塁で攻撃中。

[6回オモテ 4-3]
ポサダのタイムリーで1点差。さらにグランダーソンがフェンス直撃の3ベース。この回4点目でついに逆転!リリアーノは降板。

好投していたリリアーノを集中打で攻略。ポサダとグランダーソンのタイムリーはいずれも2死から。目立たないがAロッドも四球で貢献している。

[6回ウラ 4-4]
2死後→四球→2ベース→連続四球→押し出し この回の四球(特に押し出し)は地の利だね。

[7回オモテ 6-4]
テシェイラの2ランHRでヤンキースが2点勝ち越し!

[7回オモテ 6-4]
リードすると途端に動く(1死1塁でAロッドが盗塁)得意のチキン采配。まあここは走っていいんだけど。

リードを広げることも大事だが、前述した3回の場面(無死1塁、走者ガードナー)などはリスクを恐れず走るべき。勝てたからいいようなものの、負けていればポイントになっていたはず。

[7回ウラ 6-4]
2死からマウアーにヒット。ヤンキースは左のローガンからロバートソンにスイッチ。続くヤングは四球で1.2塁。打席にはトーミ。

[7回ウラ 6-4]
ここは(2死1塁、打者ヤング)ウッドでしょ。ウッド4アウト、リベラ3アウトでいいじゃん。イニングの数字に拘るなよ。

8回もロバートソンならまだ分かるが、そうでないなら(能力上位の)ウッドを温存する理由がない。そのウッドは案の定8回に登板。開いた口がふさがらない。

thrillabygodzi ワイルドカード制度になってからのDSの初戦とったチームが勝ち抜く確率は71,6パーセント。ここ3年(2007~2009)は100パーセント勝ち抜いてました」

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Video:
Recap: NYY 6, MIN 4
Cano's slick stop
Duquette on Mo's four-out save

ALDS 2010 @ MIN G-2 W5-2

Wednesday, October 06, 2010

Playoff Roaster 2010

ヤンキース2010: プレーオフロースター

CC Sabathia | CC・サバシア LP
Andy Pettitte | アンディ・ペティット LP
Phil Hughes | フィル・ヒューズ RP
A.J. Burnett | AJ・バーネット RP(ALDSはブルペン登板)

Dustin Moseley | ダスティン・モズリー RP
Sergio Mitre | セルジオ・ミトレ RP
Boone Logan | ブーン・ローガン LP
David Robertson | デビッド・ロバートソン RP
Joba Chamberlain | ジョバ・チェンバーレイン RP

Kerry Wood | ケリー・ウッド RP
Mariano Rivera | マリアノ・リベラ RP

最も心配なのがペティット。復帰初戦こそ結果を出したものの、その後の2試合は7.1イニングで被安打20と散々な成績。本人も認めているように、決め球のカッターにキレが戻らないと好投は望めない。

ヒューズはストレートに頼らないことが条件。プレーオフということで全力投球してくるようなら別だが、それよりチェンジアップを使った方がいい。第4戦(サバシア)は中3日の登板になる。

ブルペンは主にモップアップ起用だったモズリーとミトレがロースター入り。両者ともシンカー系の投手なので対左要員とも考えられるが、実際使う場面があるかどうか。個人的には左のリングと球威のあるノーバを入れるべきだったと思う。

ウッドは移籍後の防御率0.69と絶好調だが、数字ほどいいピッチングはしていない。ロバートソンとチェンバーレインは可もなく不可もなく。バーネットはセットアップまたは7回辺りに使っても面白い。オフに補強したバスケスは落選。

Derek Jeter | デレク・ジーター SS
Nick Swisher | ニック・スウィッシャー RF
Mark Teixeira | マーク・テシェイラ 1B
Alex Rodriguez | アレックス・ロドリゲス 3B
Robinson Cano | ロビンソン・カノー 2B
Jorge Posada | ホーヘイ・ポサダ C
Marcus Thames | マーカス・テームス DH
Curtis Granderson | カーティス・グランダーソン CF
Brett Gardner | ブレット・ガードナー LF

Francisco Cervelli | フランシスコ・セルベリ C
Lance Berkman | ランス・バークマン 1B
Ramiro Pena | ラミロ・ペーニャ 3B
Austin Kearns | オースティン・カーンズ RF
Greg Golson | グレッグ・ゴルソン RF

打順は確定ではないが、おおよそこんな感じ。テームスとバークマンはシーズン中と同じように相手投手によって使い分けると思う。ガードナーとカーンズもプラトーン起用とのことだが、初戦はガードナーがスタメン入りするらしい。

例年になく不調のジーターがどれだけ出塁できるか。つま先を(亀裂)骨折しているテシェイラや9月は打率.207のポサダなど不安要素は少なくない。(捕手、外野陣ともに弱肩なので)足を生かされる攻撃にも不安がある。

2010 Postseason Schedule

Tuesday, October 05, 2010

Index: NMT 2010-3

New Music Tuesdays 2010 (Jun-Sep)

41 Devo, What We Do
42 Caribou, Odessa
43 Sarah Mclachlan, Forgiveness
44 NEeMA, Elsa's lullaby
45 Hot Hot Heat, Zero Results
46 Ariel Pink's Haunted Graffiti, Can't Hear My Eyes
47 Trentemøller, ... Even Though You're With Another Girl
48 The Opus, Divorced
49 Sia, Stop Trying
50 New Politics, We Are The Radio
51 Matt Morris, Let It Go
52 Paul Wall, Not My friend
53 Exile Feat. Blu, Love Line
54 Arcade Fire, The Suburbs
55 Gallops, Miami Spider
56 Baths, Aminals
57 Freddie Gibbs, The Coldest
58 Dax Riggs, No One Will Be A Stranger
59 Bobby Valentin, Me Abandonaste
60 Zo!, Greater Than The Sun

Play All Tracks

Index: Best Tracks
Index: The Night, The Music

Index: NMT 2010-1

Monday, October 04, 2010

October3,10 @ BOS L4-8

Yanks denied AL East title thanks to rivals
ヤンキース vs. Rソックス [2010年10月4日]

地区優勝はレイズ、ヤンキースはワイルドカード

プレーオフ初戦の相手がツインズに決まった。先発投手やこれまでの対戦成績からレンジャースより有利との見方もあるようだが、3勝で勝ち抜けのディビジョンシリーズでアウェイスタート(*1)は厳しい。仮にエースのサバシアで落とすようなことがあれば、初戦敗退も十分あり得る。(*1)ワイルドカードで出場した2007年は初戦敗退

対ツインズ(2002年以降):45-16 ツインズのホーム成績:53-28(リーグトップ)

地区優勝を逃した原因はいくつかあるが、個人的に気になるのは故障で離脱したペティットの代役をきちんと立てなかったこと。この日もその代役モズリー(*2)が4失点。リーの獲得に失敗したとはいえ、プレーオフに進出できなかった2008年と同じ轍を踏むのはまずい。(*2)先発時の防御率5.29

KMFIS(@mlbonkmfis) 「ゴーダン」の検索結果

もう1つはシーズン終盤の重要な場面で起用したゴーダン。ブルペンを休ませたかったということだが、モップアップに投げさせて勝てるほど野球は甘くない。ブルペンの疲労は酷使による自業自得の側面もあり、そもそも一度は見切った(解雇)選手。現地の記者が何度となく皮肉を込めたツイートをするのも分かる。

「Ladies and gentlemen, Mr. Chad Gaudin!」

ウラ読み好きな人のために書いておくと、ヤンキースはあくまで地区優勝を目指していた。実際ジラルディ自身が何度もそう明言しているし、この日のラインナップを見れば本気で勝ちに行っているのが分かるはず。ワイルドカードでは勝てないとは言わないが、少なくとも不利だと思っていたのは間違いない。

[5回表 2-2]
ガードナーが出たのにジーターは初球を打って併殺。ジラルディ、寝てんのか?

前述の通り投手継投も不安だが、短期決戦のプレーオフではこんな采配ミスも命取りになる。今季のヤンキースは戦力が特別抜けているわけではないので、上を目指すためにはミスは許されない。個々の選手についてはまた後ほど。

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